「この世が嫌なら自分を変えろ!
それが嫌なら目を閉じ、耳を塞いで孤独に暮らせ!
それも嫌なら…」
というのが攻殻機動隊であったな。
テロリストに対する草薙素子のセリフだったか。
ドリーマーとテロリストじゃ全然違うのだが、
何故か本館の記事を書いていて急に思い出した。
正月休みに久しぶりに見てみるか。
それはそうと今の世の中は攻殻機動隊の世界みたいな義体こそないが、
電脳化と知識、情報の外部記憶装置依存は随分進んだと感じる。
ネットにアクセスしない日は週に一度程度だし、PCに触らない日となるとさらに少ない。
外部記憶装置としてのPCは既に脳の一部と行っても過言ではないし、
ネットとの接続が切り離されるとまるで感覚器官が一つ塞がれたような錯覚すら覚える。
これは別に私がネット世代の典型だからというだけではなく
「あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても“孤人”が複合体としての“個”になるほどには情報化されていない時代」
というのは意外と近くまで来ているのかも知れない。
ウェアラブルPCが実用化されれば電脳にかなり近い存在になると思うんだが、
実用化まで後どのくらいかな?
2005年12月31日
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ウェラブルというのが「〜しながら〜」と言うのを強制するシステムならば、操作に手を必要とする現状はまだまだなのかなと思う。(だからって口を使うのはかなり論外っぽい)
まあ手を使わなくても操作ができるって状況になっても、何かをしながら操作するには訓練が必要なのは目に見えているけども。(ってそっちは寺沢武一の世界か)
――っていうか携帯電話をウェラブル化する方がそれっぽくね?つーか自転車乗りながら携帯電話操作は端で見てて危なっかしくてしょうがないんだがどうにかならんのか。
PCに没入するのが目的であれば双眼HMDが早い気がします。これに首振りセンサーでなく視線入力をくっつける方がかっこいい(違)
ただし目が死ねます。目の救済がずっと進まないと一般化できないかも。まあそれ以前に価格がなんばいもするほうが(ry
PCの無い環境では脳の力が40%低下(当社比)しますね。
使い勝手の良い装着型PCが早く出来て欲しい物です。
ただ、攻殻世界の実現に向けては無線高速通信環境がネックになりそう。