更に先日「田中県政追撃コラム」という「元記者」のブログが炎上。
奇しくもこの2つのブログは共にGooのブログであった。
2件の炎上で特徴的だったのが、コメント欄が閉鎖された後でもコメント投稿がなされた点だ。
この現象が示す事実は、Gooブログの投稿制御システムが実に貧弱"だった"ということだ。
<5/10 追記>
Gooブログ側からこの記事に対して本日クレームが入り、
当該の問題点は修正されたとのことです。
指摘に対応して文章を若干修正しました。
◆コメント欄が閉鎖された記事でのコメントはいかになされたか
「しがない記者日記」炎上の時に使用されたのはGoogleのキャッシュだった。
Googleのキャッシュに残っていた記事のコメントフォームから投稿が可能だったのである。
さらに「田中県政追撃コラム」が炎上した際には、
コメント封鎖後に投稿フォームのみを抜き出したHTMLファイルが出回り、
事態を加速させ元記事削除の原因となった。
◆コメント禁止のブログにコメントできた理由
上記のような行為が可能となったのは、Gooブログのコメントロック機能が
「単に投稿フォームを隠すだけ」というお粗末なものだったからだ。
だからGoogleのキャッシュや投稿フォームだけを切り出した投稿ツールを使われると
ブログ主の意向はまったく関係なくいくらでもコメント投稿が可能であった。
また、Gooブログではコメント欄が別枠で表示されるため、
元記事が削除された後もコメントが増え続けるという珍現象が両者の炎上で起こった。
ちなみにGooブログのTB禁止機能も同様にPingを打つアドレスを隠すだけというお粗末なものであったため
直接アドレスを打ち込んでやればいつでもTBすることが可能であった。
<5/10 追記>現在はどちらも不可能となっている。
◆その他のブログでの状況
それではその他のブログサービスでは一体どうなっているのだろうか?
例えばこのブログが利用しているSeesaaではコメント禁止、TB禁止になっているブログに対して同様の行為を行っても見かけ上の変化はない。
しかしSeesaaのコメント禁止、TB禁止機能は単にコメント欄、TB欄を丸ごと隠すだけというものであり、
コメントのポストやTBのPingを弾いているわけではないので、コメントやTBの記録は残る。
投稿フォームやHTMLのソースを見る限り
ブログ外部からの投稿はSeesaaでも簡単に行える。
例えば、以下のフォームから何か適当なコメントの投稿を行ってみて欲しい。
前エントリに対してコメントが行われる。
コメントはたとえ対象のエントリがコメント禁止に設定されている場合でも弾かれず、
管理画面で内容を確認することが可能だった。TBの場合も同様。
悪用防止のため詳しいことは書かないが、ちょっとHTMLの知識がある人間ならばこの程度のものは簡単に作ることが可能だ。
これはおそらく大部分のブログサービスに共通する問題点だろう。
各ブログサービスの管理者には、この問題点を早急に修正していただきたいものだ。
<5/10 追記>Gooブログは欠陥を修正されたようです。
◆ブログの抱える脆弱性
ブログはブログ主の物でありながら、一部ブログ主の意思でコントロールすることが出来ない部分を持っている。
そのコントロール不能な部分がコメント欄であり、TB欄である。
もっとも完全にコントロール不可能なわけではなく、
記事内にどのようなことを書くか、コメントにどのような反応を返すかである程度はコントロール可能だが。
「しがない記者日記」と「田中県政追撃コラム」に共通する特徴は
この「コントロール不能性」に気づかずに問題あるエントリーを書き、
さらに批判的なコメントに対し煽るような対応を行ったこと。
Aという行為を行った場合、どのような反応が返ってくるか。
Aという行為にBという反応を示した相手に対し、Cという行為を行った場合どんな結果が起こるか。
こういった因果関係の予測がまったく出来ていないのである。
これが状況判断力の欠如によるものか、社会性の欠如によるものなのかは分からないが
結果としてコメント欄は制御不能な状況へと陥り、ブログ主はコメント欄を削除してしまった。
自分のブログに存在するこの制御不能な領域をどう扱うかが
ブログ主の度量と器を量る試金石になる気がする。
(そもそもまともなブログ主はコメント欄を炎上させたりはしないだろうが)
<追記>
Livedoorブログにブログを作って試してみたところ、
コメント禁止、TB禁止の場合は投稿やPingは弾かれました。
>またまたテスト






