Dangerous Hacker!, The Bitchchecker Story
(via 週刊オブイェクト)
bitchcheckerというIDの"自称"ハッカーがIRCで他人に喧嘩を売り
攻撃してやるからIPを寄越せと要求(笑)
相手が大げさに恐がるふりをしながら"127.0.0.1"を渡すと
それが何なのか知りもしなかったbitchcheckerはこのIPめがけて攻撃用スクリプトを走らせる…
結果どうなったか?
賢い読者諸兄ならもうお分かりでしょう(笑)
彼は相手のPCをシャットダウンさせようとして二度自分のPCをハングさせた上
相手のファイヤーウォールのせいだと勘違い。
相手を非難してファイヤーウォールを外させた上で(そんなものは元から無いのですが)
最終兵器を持ち出します…
G:ドライブから順に次々と消されていくデータ(無論自分のデータを消しているとは気付きもせず)
とうとう最後はC:のデータも消され、bitchcheckerは二度と現れることがありませんでした。
日本語訳もいいですが、ここは是非英語版も読んでみて欲しいところ。
(原文はドイツ語なのですが、英語版は結構忠実に訳されているようです)
こんな出来事がリアルタイムに起きたらそれこそ
rolling on the floor laughing
ってな状態になったろうなぁ。
日本語訳はこちら
呟きの館: おろかなハッカーの記録
こちらのコメント欄にもけっこう情報があります。
Matzにっき: ある「ハッカー」の顛末
アンチポップ派の音楽ファンのコミュニティサイトにポップ派が乗り込んで…
というのがそもそものきっかけだったんですね。
で、タイムアウトを弾かれたと勘違いしたbitchcheckerが一人で勝手に自爆したと。
ここまで幼稚なスクリプトキディも珍しいですね。
以前どこぞでプライベートアドレスについて、「自分のアドレスなのに何故他人が使っているのか、ハックしているなら訴えるぞ」というようなことを言っていた人がいた記憶がありますが、何かそれに近いように思えてなりません。